2021年2月28日、飯舘村飯樋の11区集会所で、飯舘村フィールドの現地報告会を開催しました。2年生7人が今年度の活動内容と来年度の活動テーマについて報告しました。現地からは11区営農組合の6人が参加してコメントをくださり、来年度の活動に向けて有意義な会になりました。

学生7人が分担して報告
11区営農組合のメンバー1人ひとりからコメントをいただいた
コメントを真剣に聞く学生たち

現地報告会は当初、1月に実施予定でしたが、新型コロナ感染症の拡大に伴い中止に。その後、状況が落ち着いたため、学内の危機対策委員会の承認を得て、この日の開催に至りました。

マスクを着用し、密を避けて開催

報告は、「今年度の活動と来年度のテーマ~私達が考える飯舘村への提案~」のタイトルで、7人で分担して行いました。飯舘村の村づくりに長く関わってきた守友裕一先生から東日本大震災後の営農再開の取り組みについて学んだこと、11区営農組合の3人を迎えて行ったワークショップで集落の住民や農地の状況について開いたこと、杉岡誠村長とZoomで懇談したことなど、今年度の活動状況を説明したうえで、グループに分かれて議論した内容を紹介しました。そして、これらを踏まえて来年度は、①飯舘村に人を呼ぶ、②飯舘村の特産品をつくる、③飯舘村の農地と周辺環境を守る、の3つのテーマに取り組むことを報告しました。報告に対して、11区営農組合の皆さん1人ひとりからコメントをいただいた後、小グループに分かれて交流しました。特に、後継者問題や獣害、森林活用などについて、より詳細な情報や意見をいただき、学生たちも理解が深まったようでした。

投稿者 サイト管理者