伊達市の農業の原点である養蚕について調べるため、2021年5月7日に伊達市保原歴史文化資料館を訪問しました。
保原歴史文化資料館では企画展「渡邊源兵衛と養蚕」が開催されており、明治時代に桑苗や蚕種の販売、養蚕教師派遣などを行い、全国の養蚕業の発展に尽力した養蚕家・渡邊源兵衛の偉業を学びました。
また、敷地内にある国指定重要文化財「旧亀岡家住宅」を見学しました。旧亀岡家住宅は明治30年代に伊達崎村(現桑折町)に建てられ、1995年に伊達市で移築復元されました。外観は洋風建築ですが内部は和風で、ふんだんに地元の木材が使用されています。当時の養蚕業の隆盛ぶりが忍ばれます。