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2021年6月25日に伊達市役所を訪問し、伊達市の観光政策について説明を受けました。
また、市役所としてもいろいろな意見を取り入れたいと言うことで、国の観光補助事業で使用される様式を使用して伊達市の観光プロジェクトを考えるワークショップを行いました。30分程度でしたが、様々なアイデアが出てきました。もしかするとアイデアが採用されて伊達市の観光に役立つことになるかもしれません。

市役所での説明
伊達市の観光プロジェクトを考える

続いて、福島市の普門院を訪れました。ここは小倉百人一首の河原左大臣(源融)「陸奥の しのぶもぢずり 誰ゆゑに 乱れそめにし われならなくに」に縁の地です。松尾芭蕉や正岡子規も訪れたそうです。
「しのぶもぢずり」とは、当時の信夫地方(旧信夫郡と旧伊達郡)の特産品であった「もち摺り」という絹製品の事です。平安時代ですので近代的な養蚕が行われていたわけではありませんが、後世につながる何かがないかと調べに来ました。
住職にガイドをお願いしたのですが、ガイドもさることながら、何気ない一言も有り難い説法に感じられ、学生も教員も心が洗われた心地になりました。

もち摺り石を前にして
日本最北端の多宝塔(福島県指定重要文化財)

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